Santa Maria

今年のヴィンテージは5月末に真夏並みの気温を記録したことから早期に開花しました。事実、2022年は、近年で最も長く夏が続いたと記憶に残る一年となりました。初夏は萌芽の成長と花序の形成が急速に進み、ブドウ樹は素晴らしい状態で均一に育ちました。7月になるとその環境に適応していき、夏の暑さに備えるため当初の生育速度を緩めていきました。8月中旬には恵みとなる雨が降ったことにより、透明感のあるモストと香り豊かなブドウに仕上がりました。

ワインの種類: サンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニョン

アルコール度数: 13.5%

熟成: ステンレスにて12ヶ月

オルガノレプティックノート: サンタ・マリア2022は紫色に淡く反射する鮮やかで赤いルビー色をしています。チェリーとラズベリー、プラム、野イチゴの濃厚で濃密な香りが際立ちます。オレンジの花のフローラルな香りにローズマリーのバルサム香が心地よくプラスされます。最後に甘いスパイス香が広がります。口に含むと生き生きとし爽やかさがあり、上質な「モレッリーノ」特有のタンニンが素晴らしいです。余韻は長く続き、豊かで柔らかくバランスの取れた味わいです。

マッチ: ウサギや鶏肉の煮込み料理、中程度熟成のチーズと最適な汎用性あるワインです。

利用可能なフォーマット: 750ml－375ml